民衆の敵 安倍首相を批判していたの?
2017年10月23日からフジテレビで篠原涼子さん主演の「民衆の敵~世の中おかしくないですか?~」が始まりました。第1話で、笹野高にさん演じる市議会議員候補 磯部真臓が安倍総理大臣に似ていると言われています。磯部真蔵がどの点が安倍総理大臣と似ているのか紹介したいと思います。
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篠原涼子さん演じる佐藤智子

篠原涼子さん演じる佐藤智子は田中圭さん演じる夫 公平と息子の3人家族です。団地で平和に暮らしてきました。
この夫婦には欠点がありました。仕事が二人とも続かないのです。
ついに、智子と公平は仕事を首になってしまいました。智子はパートを探していましたが、なかなかみつかりませんでした。
市議会議員の高額報酬にめがいきました。この高額報酬をもらえば家族は幸せになれると考えたのです。あおば市議会議員の当選確率は、80%です。
立候補を決意して、選挙の手続きをしました。すでに、選挙戦は始まっていました。
佐藤智子は、8期32年市議会議員務めた磯部真蔵の選挙演説を見学しました。演説を聞いていた石田ゆり子さん演じるママ友平田和美は、「嘘ばっかり」と言ってました。
平田和美は新聞社の元政治部記者をしていました。
磯部真蔵の評判は悪いようです。
磯部真蔵の人物像

笹野高史さん演じる磯部真蔵は8期32年あおば市議会議員をして日本政民党公認で立候補しました。
磯部真蔵は、古田新太さん演じるあおば市議会のドン犬崎の指示で、佐藤智子に対して嫌がらせをしました。子供の保育に関するネット上のバッシングや演説会のやじなど妨害工作をしました。
最後の1議席を争って当選します。しかし、当選後病気で倒れ、議員の職を辞退しました。心臓を抑えていたので、心臓関係の病気だと思われます。
市会議員を辞退したということは、完全に仕事するのは無理な状態だったということです。最後の1議席を争っていたということは、選挙に強くないと思われます。
なぜなら、なんのキャリアのない佐藤智子と争っていたからです。
それだけではありません。佐藤智子は何の準備せず、組織も全くなく突然立候補してしまった候補なんですから。
磯部真蔵演じる笹野高史さん

笹野高史さんは、現在69才。兵庫県出身です。コミカル シリアス 真面目 堅物とどのような役柄でも独特の味わいを見せる俳優さんです。
山田洋次監督の作品の常連です。現在は、バラエティー番組でも活躍しています。特技はトランペットだそうです。4人の息子さん達も俳優をしています。
安倍晋三さんは63才ですから、笹野高史さんの方が6才年上です。
安倍晋三総理大臣と磯部真蔵が似ている?

”あべしんぞう いそべしんぞう”この名前をかわるがわる読むと、似ています。役の名前を考えた人が安倍晋三総理大臣の名前をかえて作ったんだろうと視聴者に思われてしまいそうな名前です。
他の部分はどうでしょうか?安倍晋三総理大臣は選挙は、とても強いです。それに対して、磯部真蔵は選挙が強いとはとても思えません。その点は完全に違います。
病気の件はどうでしょうか?2007年9月12日安倍晋三総理大臣は突然辞任しました。しかも、内閣改造の所信表明の2日後です。潰瘍性大腸炎が原因でした。
以前から潰瘍性大腸炎にかかっていましたが、政治家として病気があると知られてはまずいと思い病気のことは公表していませんでした。辞任前、国会答弁が十分にこなせない状態だったそうです。
この潰瘍性大腸炎は難病指定にされています。
安倍晋三さんは総理大臣の職は辞任しましたが、国会議員は辞職していません。
一方、磯部真蔵は、選挙後心臓がくるしくなったため、市会議員の職を辞退しています。
立場も違うし、病気も違う。安倍晋三さんの場合じゃ以前から病気にかかっていました。病気にかかっていたけど、仕事をしていました。
しかし、磯部真臓は突然心臓の具合が悪くなったあと、辞退しているので似ていると思えないのですが、皆さんはどう思いますか?
なぜ、安倍晋三総理大臣を馬鹿にしている演出と言われるのか?

このドラマのスタートは、10月23日です。前日が衆議院選挙投票日でした。10月のドラマとして始まるのは遅いような気がします。
選挙にかかわるドラマだから時期を考えなければならなかったのでしょうか?このドラマの選挙は市会議員選挙です。衆議院選挙に影響があるとは思えません。
しかし、ここまで気を付ける必要があるんですね。ちょうど、選挙が終わった後、”民衆の敵”のドラマが始まりました。
選挙当日は、どこのテレビ局も夜は、衆議院選挙の特別番組がほとんどです。安倍晋三さんの映像はたくさん流れます。
翌日、フジテレビのドラマ”民衆の敵”が始まりました。そこに、磯部真蔵という人物が登場しました。
いそべしんぞう?いそべしんぞう、当選後倒れて市議会議員を辞退する?なんか、2007年の安倍晋三内閣総理大臣辞任を思い浮かべてしまったのではないのでしょうか。
それで、病気で突然倒れて市議会議員を辞退するという設定が、安倍晋三さんを馬鹿にしていると、視聴者がとらえてしまったのでしょう。
ドラマや小説では実在する人物に似ている人物が登場する。

ドラマを見たり小説を読むと、この登場人物は政治家の○○さんの行動と似ているなと思うことがあります。
作家が意識して書く事もあります。俳優さんは役作りのためその職業の人を見て研究するでしょう。そうすると、自然と似てくるんですよね。
最近、2017年ドクターxで大地真央さん演じた東帝大学病院院長志村まどかは医師達の前で挨拶したとき、”患者ファースト”という言葉を使っていました。
これは小池百合子都知事を意識していたのでしょう。
蛭間前院長がお金の問題で知床から呼び出されたシーンがありました。お金の問題で追及されていたのです。
菓子箱とバックのような入れ物が出てきて、蛭間前院長に菓子箱を入れ物の中に入れるよう求められた場面がありました。
それを見て、猪瀬元都知事の事を思い出してしまいました。
ドラマは、その時の旬の言葉を使って面白くするのに利用するのでしょう。
ところで、山崎豊子さんの小説ですが、この登場人物は○○さんに似ていると思いながら読んでいました。
本を見ると、文章が始まる前に、「これは架空の物語である。過去、あるいは現在において、たまたま実在する人物、出来事と類似していても、それは偶然に過ぎない。」と書かれてあります。
最後に

このドラマでは、主婦の佐藤智子は高額報酬をもらえるということで、選挙に立候補しました。
磯部真蔵が病気のため辞退したことによリ、佐藤智子は市会議員になりました。今までなんにも勉強してこなかった人が市会議員になるなんて普通では考えられないことです。
佐藤智子は全く知らない政治の世界に飛び込みました。主婦のパートの世界とは全然違う世界です。
市議会議員同士の付き合い方からしきたり、市民からの陳情など様々です。あおば市民が幸せに暮らしていくには、議員の自分はどうすべきか考えることが多くなりそうです。
佐藤智子は市議会で議員として働くことにより社会人として成長する様子が描かれていくのではないかと思います。
篠原涼子さんのイメージだと正義感の強い市議会議員になりそうだけど、どうでしょうか?
佐藤智子が、魑魅魍魎の政治の世界でどう市民のために行動するか楽しみです。
民衆の敵 安倍首相を批判していたの?についてでした。
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