イッテQの登山部で死者がいた?角谷やメンバーなどアイガーについて!
イッテQの登山部メンバーが挑戦した山はアイガーです。この山は死の崖と呼ばれ登頂困難な場所です。その山に、イッテQの登山部メンバーが挑戦しました。
どのような苦労があったのでしょうか?アイガーでは、登山者の死者の割合が多い山です。その山に、イッテQの登山部メンバーが登頂しました。イッテQ登山部死者角谷メンバーアイガーを紹介したいと思います。
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アイガーはどんな場所か

アイガーはスイスのベルン州にあります。標高3,970メートルです。
エベレストより世界一登ることが難しい山とされています。マッターホルン北壁とともに、困難な3大ルートの1つになります。
1934年から1958年の間25回登頂がためされましたが、13回67名が成功し15名の死者がでています。
2012年3月まで登頂した人数306人に対して死者は81人になります。死亡率は26.8% つまり、4人のうち1人は死者ということになります。遭難者も多いです。
イッテQ登山部のメンバーがは死者が多く出ている危険な山の登頂を試みていたのです。
イッテQ 登山部のメンバー

イモトアヤコさん。お笑いタレントです。女優の仕事もています。イッテQでは、登山だけでなく珍獣ハンターとしても大活躍です。写真家としても活動しています。
貫田宗男さん。職業は山岳ガイドです。愛称は”天国じじい”と言われています。
角谷道弘さん。職業は山岳ガイドです。エレベストを2回登頂している経験があります。イッテQ登山部のリーダーです。
倉田裕之さん。職業は山岳ガイドです。エレベストは7回登頂しています。三浦雄一郎さんの80才エレベスト登頂プロジエクトに参加しました。
奥田仁一さん。職業は山岳ガイドです。イッテQ山岳部のムードメーカーです。ネパール語が堪能だそうです。
石崎史郎さん。職業はイッテQディレクター兼登山部部員です。
角谷道弘さんとイモトアヤコさん

今回のアイガー登頂メンバーに入っていませんが、角谷道弘さんは、イモトアヤコさんに以前登山の指導をしていたので紹介します。
角谷道弘さんは2009年からイッテQの登山部に関わっていました。
2012年に山岳ガイドの試験中に受験者の滑落事故に巻き込まれ、大怪我をしてしまいました。
イモトアヤコさんとマッターホルンに登頂する予定でしたが、同行できませんでした。
角谷道弘さんは、イモトアヤコさんに激励の電話をしました。「がんばらないでがんばってください。」
イモトアヤコさんは角谷道弘さんがいなくても、無事マッターホルンを登頂しました。
2015年イモトアヤコさんはイッテQでマッキンリーを登頂しました。
その時、登山の指導をしたのは、角谷道弘さんです。
マッキンリーはアラスカにある山で、標高6168メートルあります。エレベストより過酷な場所です。
無事登頂に成功しました。
イモトアヤコさんのブログには「いつもいつも穏やかな優しい気持ちでみんなを引っ張てくれている角谷さん。」と述べています。角谷道弘さんのお人柄がわかる文章です。
アイガー登頂のための合宿

アイガー登頂のため、合宿を行いました。この時の合宿のメンバーは、隊長 山本かずおさん 副隊長 山本篤さん 奥田まさかずさん 中村としたかさんです。
8月11日剣岳で難易度の高いクライミングの練習に適した場所があるのです。北方稜線が合宿の主なメニューです。
2,750メートルにある剣御前小屋で一泊しました。朝4時に出発して、見事登頂しました。
岩場を進み、感覚を確かめながら登ったそうです。アイガーは死者が多く出た山です。しっかり準備しないと大変なことになってしまいます。
この登頂から3日後、イモトアヤコさん達はスイスに出発しました。
アイガー登頂のためのテスト

イモトアヤコさんをはじめアイガー登頂するメンバーはアイザーの麓の観光都市グリンデルワルトに到着しました。
今回の登頂メンバーは、貫田宗男さん、貫田さんの秘蔵っ子 中島建郎さん、山岳ドクター 武藤ふみたかさん、イモトとロープをつるすチーフガイド ヨハン・カウフマンさん スイス在住の山岳ガイド 田村真司さんです。
アイガーに登頂するメンバ-全員このテストに合格しなければ、アイガーに行けないのです。
アイガーではガイドと登山者が互いにロープを結びつけます。登山技術が未熟だと滑落した時、お互いに命を落とすことになるのです。
そのようなことにならないために、テストが必要なのです。
テスト合格の基準は基本的な身体能力とクライミングの技術です。一番重要なのは精神力です。
高所でもパニックにならないかどうかテストするのです。それだけアイガーに登るということがどれだけ大変かわかります。
どんなテストなんでしょうか?ヨーロッパで一番高い駅ユングフラウヨッホ駅から歩いて1時間30分の山小屋をいってq登山部のメンバーはめざしました。
山小屋で1泊しました。ついにアイガーを登頂できるかどうかが決まるテストが始まりました。
テスト対象の山は、メンヒです。標高4107メートルで、岩と雪と氷のところで5時間以内でのぼれるかが合格の目安です。
テストで一番重要とされるのはスピードなのです。最初から最後までアイゼンを履いて登りました。
岩のわずかな突起のアイゼンのつま先をつけて登るのです。岩に雪がはりつき突起が見えにくくて、登るのに大変な状態です。
1メートルのところにある平均台はらくらく渡れても、高さ1800メートルのところにある平均台を渡りなさいと言われたらとても無理ですよね。
そんな状態のところを歩いていたのです。恐怖との戦いですよね。それに打ち勝つ精神力が必要なんです。
イモトアヤコさんは合格できましたが、ディレクターの石崎さんはなんと4分で不合格がでてしまったそうです。
イッテQ 登山部メンバーアイガーに登頂する。

アイガーを登頂するのに、天候の問題があります。アイガーが通年閉山になった年もあるのです。
それだけ登頂するのに危険な山だということがわかります。アイガーの登頂テストは8月18日です。
アイガー登頂の向けて出発したのが、8月24日です。1週間近く待機していたわけです。
アイガー登頂の行程は一泊二日でした。初日は登山のスタート地点に当たるアイスメーヤからアタックの拠点となるミッテルレギ小屋まで登ります。
不合格だった石崎ディレクターも小屋まで登るつもりでいたらしいのですが、難しいと判断されました。石崎ディレクターとここで別れました。
小屋までの間危険が伴います。落石と落氷が多いのです。温度が高くなるとますます危険度が高まります。
スピードを上げて進まなければならないのです。落石が多い危険地帯を超えても気が抜けません。
今度の場所は大岩壁です。足場が少なく難易度がかなり高いのです。ここから小屋まで急斜面を斜めに登らないといけないところです。
体力が消耗されているところに、大岩壁を登らなくちゃいけないのです。
イモトアヤコさんは、大変なところに来てしまいました。無事に小屋に到着しました。
しかし、この小屋、崖のぎりぎりのところに建てられています。怖いですよね。
翌日午前6時にイッテQ登山部メンバーは小屋を出発しました。
アイガーの頂上の手前に最難関の岩壁”ジャンダルム”があります。ジャンダルムは”衛兵”という意味です。
何人ものクライマーを返り討ちにしてきた岩壁です。この岩壁にたどり着くまでに10以上の岩峰を通過しなければならかったのです。
途中、イモトアヤコさんの体調がおかしくなりました。トイレに行きたかったのです。危険な場所で用を済まさなければならなくなりました。
用を済ませた後、イモトアヤコさんのペースはスピードが出るようになりました。
9時13分ジャンダルムを登り始めました。最初は順調に進みましたが、50メートル越したところで雪が凍っており、足元はつるつる滑りました。
傾斜の斜めさも増していき、イモトアヤコさんに恐怖感がこみ上げてきました。
恐怖との戦いです。体力も消耗してきました。10時12分ジャンダルムを登り終えました。
まだまだ油断はできません。この先、足元は岩と雪のミックスです。
不測の事態が起こるとすれば、ここから先なんだそうです。高い集中力が要求されるところです。
アタックから5時間40分、アイガーの頂上稜線を進みました。
ついに、イッテQ登山部メンバーはアイガーを登頂しました。
最後に

イモトアヤコさんはイッテQでいつも危険なことばかりさせられていますよね。
珍獣を追っかけさせられたり、死者が多く出た危険な山に登頂させられたりして、大変ですよね。
次回のイッテQの登山部メンバーはどこの山を登頂するのでしょうか?
登山部メンバーはどなたが参加するでしょうか?
登頂するまでに、恐怖、心が折れたりする、そして登頂したときの喜びと達成感などいろいろな思いがあらわれます。
本人の気持ちが表情から見えるので、作られたドラマと違いリアリティがあって良いのです。
イッテQの登山部の皆さんの次回の登山を楽しみにしています。
イッテQ登山部死者角谷メンバアイガーについてでした
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